江の嶋最中

江の嶋最中

江の嶋最中- 登録商標 -

「神明前栄太楼の菓子包装の題を求む、『江の嶋』の三字を書し与えふ」(紅葉日記/明治35年2月23日より)
江の嶋最中は、文豪・尾崎紅葉が好み、名付けた最中(もなか)です。名の由来は、同名の琴唄からで、文字も紅葉の書体です。掛紙の図柄は、紅葉と親交があり、「金色夜叉」で挿絵を描いた武内桂舟 画伯によるもの。サイズとバリエーションの面白さが、若い女性にもご好評をいただいております。皮と餡の相性が絶妙なひとくちサイズの最中として、当店の一番のおすすめです。
1902(明治35)年に誕生した江の嶋最中は、貝殻をかたどった5つの最中種に、5種類の餡入りでございます。鮑型:つぶ餡、牡蠣型:白餡、赤貝型:胡麻餡、帆立型:こし餡、蛤型:柚子餡と、すべて異なります。最中の皮は、最高級もち米「みやこがね」。小豆、白いんげんは、北海道産。胡麻、柚子ともに国内産を使用。初代から伝わる製法を踏襲しながら、現代の嗜好に合わせて、より美味しさを求めてお作りしております。配るのにも便利な個包装ですので、開封したときの香ばしい香りも、ぜひお楽しみください。
また、保存料や着色料、脱酸素剤は使用しておりません。

江の嶋最中

■2003年6月26日 讀賣新聞 ❝あっとぐるめ❞より…新聞記事を見る

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  • 鮑型 つぶ餡

    鮑型 粒餡

  • 牡蠣型 白餡

    牡蠣型 白餡

  • 赤貝型 胡麻餡

    赤貝型 胡麻餡

  • 帆立型 こし餡

    帆立型 こし餡

  • 蛤型 柚子餡

    蛤型 柚子餡

「江の嶋最中」は、当店の登録商標でございます。
明治35年より発売させていただいており、「江の島最中・江ノ島最中」などの商品は当店とは関係ございません。

尾崎紅葉(青空文庫より)

1868-1903/江戸芝生まれ。本名徳太郎。帝大予備門在学中の1885(明治18)年に石橋思案や山田美妙らと硯友社を興し、同人誌「我楽多文庫」を発行した。帝大中退後、『むき玉子』や『三人妻』などの風俗小説によって人気作家となる。小栗風葉や泉鏡花らの後進を育てる一方、“である”調の言文一致体など時代に適合した文体を模索した。晩年、『多情多恨』や『金色夜叉』などの長編を発表するが、1903(明治36)年10月30日に胃癌で没する。

尾崎紅葉(青空文庫より)